また同機関は赤身肉についても「おそらく発がん性がある」として、2番目にリスクの高い「グループ2A」に分類。赤身肉を毎日継続して100g摂取し続けると、大腸がんのリスクが17%上昇することが示された。

 いずれの発表も世界中から反論が噴出して議論の的となったが、大西医師は「食べるなら、ほどほどを心がけてほしい」とアドバイスする。

「動物性たんぱく質は体に必要な栄養分なので完全に排除するのではなく、ほどほどに摂取すべきであり、英国では『赤身肉と加工肉の摂取量は1日70g以下にすること』が推奨されています。例えば牛丼並盛の肉は90gなので、それだけで1日分の適切な摂取量を超えてしまう。牛丼を食べたら次の日は鶏肉や魚でたんぱく質を取るよう心がけてほしい」

 いずれも「大量摂取」のリスクを肝に銘じたい。

※週刊ポスト2019年12月13日号

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