「都内ですとお墓参りに列ができそうですし、周囲に迷惑がかかるのではないかという気遣いもあったのかもしれません。生前、表舞台には立たず裏方に徹していたとうかがいましたが、亡くなった後もその考えをご遺族のかたが引き継いでいらっしゃるのでしょう。墓石自体は国産の高級石を使っておりますが、お墓を華美ではないデザインにしたのもその表れだと思います」
最近になり観光客や戦国武将など偉人の墓巡りをしている歴史愛好家の中では、ジャニーさんの墓として話題にのぼり始めているというが、墓石自体は9月頃には完成していた。寺院関係者が続ける。
「確かにお墓は9月までに建立されていますが、その後、しばらくはシートで覆って厳重管理されていました。納骨が済んでいなかったからです。実際にジャニーさんがお墓に入ったのは11月下旬。お姉さまの藤島メリー泰子さんら親族のかた数名で、静かに納骨を執り行ったと聞いています」
気になるのが、ジャニーさんの隣に左右対称となるように置かれたもう1基の墓だ。
「これは、ジャニーさんが寂しくないようにと、メリーさんがご自身のお墓を建てたようなんです。姉と弟の二人三脚でジャニーズ事務所をここまで大きくされてきたおふたりですから。将来的に彼女もこちらのお墓に入るという思いがあるようです」(前出・寺院関係者)
※女性セブン2019年12月19日号