「マムシ」は生涯現役を貫いた(時事通信フォト)

●杉原輝雄(162cm、ゴルフ)
 1957年プロ入り後、通算63勝は尾崎将司、青木功に次ぐ歴代3位。1997年がんの告知を受けるも、生涯現役を貫くために手術を拒否、投薬治療でツアー出場を続けた。2010年中日クラウンズに出場、同一大会連続出場の世界新記録を樹立。翌2011年死去。享年74。

●ホセ・アルトゥーベ(167cm、野球)
 ベネズエラ出身。MLBで最も身長が低いヒューストン・アストロズの現役メジャーリーガー。ポジションはセカンド。20 11年のメジャーデビュー以降、9年間の通算打率は.315。14年、イチロー以来13年ぶりに首位打者と盗塁王を同時に獲得。2017年はリーグMVP。2017年ホームラン王のジャッジは201cm。

●スパッド・ウェブ(170cm、バスケットボール)

スパッド・ウェブは日本のCMにも出演した(Getty Images)

 1985年のNBAドラフトで、4巡目87位でデトロイト・ピストンズに指名を受け、1991年から1995年までサクラメント・キングスで活躍。身長170cmながら、垂直跳び117cmの驚異的なジャンプ力でNBA通算8072得点4342アシストを記録。1986年にはNBAオールスター・スラムダンクコンテストで優勝。出演したミズノのCMキャッチコピーは、「小さかったら高く跳べ」。

※週刊ポスト2019年12月13日号

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