高山清司若頭の出所後、六代目側は神戸側の“幹部”を立て続けに襲撃している。
「熊本、札幌、尼崎と、神戸山口組の“幹部”が狙われた。さらに尼崎のヒットマンはその足で京都の“幹部”の元に向かっていた。姫路の“幹部”が狙われる可能性も十分ある」(警察関係者)
暴力団は襲撃の失敗をいつまでも根に持つ。何度も襲撃され、そのたびに生き延び、マスコミが「不死身」と喧伝すると、是が非でも殺そうと執拗に付け狙う。
六代目側の刺客に狙われ、未遂に終わった熊本や札幌、京都などは、ヒットマンが一撃必殺の覚悟で再訪してもおかしくない。
●文/鈴木智彦(フリーライター)
※週刊ポスト2019年12月20・27日号