●コンビニ業界の雄がスマホ決済で痛恨の蹉跌
・後藤克弘(セブン&アイ・ホールディングス副社長)
・小林強(セブンペイ前社長)
記者会見で頭を下げるセブン&アイ・ホールディングスの後藤克弘副社長(中央)ら(時事通信フォト)
スマホ決済「セブンペイ」サービス開始直後の7月2日に不正利用が発覚。7月4日の会見で小林強セブンペイ社長が謝罪(10月10日に退任)、8月1日には後藤克弘セブン&アイ・ホールディングス副社長が9月末でのサービス廃止を発表した。
●地元住民が恐怖に怯えた4日間
・中原亮一(横浜地検検事正)
6月19日、横浜地検が窃盗罪などで実刑が確定した容疑者を収監するために自宅を訪れるも、逃走される失態。逮捕の23日朝まで付近住民は不安の日々を過ごした。逮捕同日、中原亮一検事正が会見で謝罪した。
●関西財界のトップがあえなく辞任の憂き目
・岩根茂樹(関西電力前社長)
・八木誠(関西電力前会長)
関西財界トップがあえなく辞任した(時事通信フォト)
福井県高浜町の元助役(故人)から金品を受領していた問題で10月9日、続投の意向を示していた八木誠会長と岩根茂樹社長がともに辞任を発表した。
●無実の女性をネットであおって議会から放り出された
・原田隆司(前豊田市議)
8月に起きた“あおり運転殴打事件”を巡り、無関係の女性を容疑者扱いしてネットに投稿。10月30日に会見で謝罪し、3日後に辞職した。
※週刊ポスト2019年12月20・27日号