芸能
2019.12.25 07:00 週刊ポスト
沢尻エリカ 巨額違約金発生でも事務所が契約解除しない理由

違約金は億単位と見られている(共同通信社)
大河女優として飛躍の年を迎えるはずが、大きく暗転したのが麻薬取締法違反の罪で東京地検に起訴され、12月6日に保釈された沢尻エリカ(33)だ。保釈後、所属事務所は〈本人を更生するための支援をいたします〉とコメントを発表した。
「ASKAや清水アキラの三男の清水良太郎のように、薬物逮捕で即、契約解除が多いなか、これは異例の対応です」(芸能関係者)
ジャーナリストの伊藤博敏氏が指摘する。
「彼女が所属するエイベックスの面倒見のよさは折り紙付き。小室哲哉氏が著作権の二重譲渡を巡る詐欺容疑で逮捕された事件では、被害額の5億円と慰謝料1億円、遅延金5000万円の計6億5000万円を同グループ会長の松浦勝人氏が弁済した」
沢尻が保釈後に直行した都内の病院の個室は1泊20万円以上とされる。
「億単位とみられる違約金もあるなかで彼女を守るのは、それだけの価値があると判断しているのだろう。酒井法子のように、逮捕後に海外で活躍する路線も視野に入れているのでは」(前出・芸能関係者)
ただ、その酒井も逮捕時の事務所に解雇されている。支援の内容について事務所に聞いたところ、担当マネージャーはこう答えた。
「沢尻は個人事務所があり、業務提携で弊社に所属している。入院費用は個人事務所が支払っています。彼女を切る(提携解除する)のは簡単ですが、違約金など含め更生に向けて真摯に責任を果たしたい」
契約を続ける以上は、事務所が負う責任も大きい。更生の道筋をつけられるのか。
※週刊ポスト2020年1月3・10日号
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