●情報その4「生誕○○年を迎えるのはこんな人たち」
せっかくですから、世界中の偉人の力も借りるとしましょう。ちょうど区切りのいい「生誕○○年」を迎えるのは、たとえば水墨画で知られる雪舟は生誕600年。音楽家のベートーベンも生誕250年だし、清水次郎長は生誕200年です。生誕100年は豪華な顔ぶれで、長谷川町子(1月30日)、三船敏郎(4月1日)、原節子(6月17日)、ミヤコ蝶々(7月6日)などなど。「それがどうした」と言わず、何らかの意味を各自で見つけてください。
●情報その5「今年“ラストイヤー”を迎えるあれこれ」
2020年末の閉館が決まったのは、東京・品川の原美術館。行ったことがない人がほとんどでしょうが、したり顔で訪れて名残を惜しみましょう。浅草の観光商業施設「まるごとにっぽん」は11月、福岡のファッションビル「天神コア」は3月までです。2020年が“ラストイヤー”と言えば、アイドルグループの嵐。べつにファンじゃなくても、テレビで見かけるたびに「今年で最後か」と思えば、しみじみした気持ちにひたれそうです。
よかったら、1から5までの情報をフルに駆使して、2020年を充実した1年にしてください。薄々お察しかもしれませんが、ぜんぜん駆使しなくても、とくに差支えはないし寂しい1年になるわけでもありません。松の内が明けたら、また忙しい日々が始まります。せっかくの年の始めなので、無駄な情報をノンキにお楽しみください。