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ゴーン氏の会見場でキャロル夫人直撃「日本の司法は残酷よ」

キャロル夫人が「逮捕状」について答えた

キャロル夫人が「逮捕状」について答えた

 レバノンに出国した日産の元会長カルロス・ゴーン氏の会見は、質疑応答も含め約2時間以上にわたり、日本時間1月9日0時25分頃に終了した。会見場にはキャロル夫人の姿があり、最前列でじっと夫の姿を見つめていた。

 本誌・週刊ポストとNEWSポストセブン合同の取材班は、会見終了直後、キャロル夫人に直撃した。「日本で出た逮捕状について、いまの心境を聞かせてください」──そう問うと、キャロル夫人は一瞬顔が固まり、眉間にしわをよせてこう一言だけ答えた。

「日本の司法は残酷よ」

 東京地検特捜部は、昨年4月にゴーン氏が特別背任罪に問われた事件の裁判で嘘の証言をしたとして、偽証の疑いで逮捕状を取っている。

 キャロル夫人は会見の休憩中は笑顔を見せる場面もあり、横にいた夫人の父と談笑する姿も見られた。

◆取材協力/宮下洋一(ジャーナリスト)

会見中、夫の姿をスマホで撮影するキャロル夫人

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