●現代社会の問題に飛び出した“プリプリ”

 2011年の現代社会では、第1問から「次の音楽番組での司会進行役の発言を読み、下の問いに答えよ」という珍問が飛び出た。問題文は、「ただいまの曲はプリンセス・プリンセスの『Diamonds』でした」から始まり、「次の曲は全国の受験生の皆さんへの応援ソングです。それでは皆さん、がんばって下さい!」で終わる。どうして“架空の司会者”を登場させたかは不明。実際は、下線部の前後と選択肢を対応させたり、表を読み解いたりすればいい問題ばかりで、プリンセス・プリンセスは直接的には解答と関係なかった。

●尾崎豊の歌は社会変革の原動力になり得るものである

 2008年の現代社会では、青年期をテーマとした第5問で尾崎豊と彼の過ごした時代背景が文中に登場した。〈彼の歌は、対抗文化の意義について、今も人々に考えさせるところがある〉と書かれ、「対抗文化」に下線が引かれた。問題は、その語句に関する記述として最も適当なものを選ぶ。答えは〈既存の秩序・体制を批判し、社会変革の原動力になり得るものである〉。もし尾崎がこの問題を読んだら、激しい戸惑いを覚えたに違いない。この年の現役生は尾崎が亡くなった1992年、まだ3歳の子供だった。

※週刊ポスト2020年1月17・24日号

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