ライフ

センター試験 受験生を悩ませた珍問・奇問の歴史

大学入試センター試験で、受験生にリスニング用の機器を配布(写真/共同通信社)

 2021年からの英語民間試験と記述式の導入をめぐって揺れに揺れた大学入試センター試験が今年もやってくる。共通一次時代を含めると40年に及ぶ大学入試センター試験では、受験生を悩ませた珍問・奇問(?)の数々も少なくない。過去の例をいくつか紹介しよう。

●男と女の危ないラブゲーム

 2018年の英語のリスニングでは、会話を聞いて最も適切な絵を選ぶ第1問が秀逸だった。訳してみよう。男「見て。去年の春に撮った写真だよ」、女「綺麗なお庭ね」、男「そうでしょ。遠方にある摩天楼も綺麗でしょ」、女「そうね。ところで、あなたの横にいる女性は誰?」。問題作成者が会話する男女の関係を気にさせて集中力を削ごうとする作戦に出たのか、それとも試験中に笑わせてリラックスさせようとしたのかは不明である。

・試験で読み上げられた文とその和訳
M: Look! This picture is from last spring.
W: What a beautiful garden!
M: Amazing, isn’t it? And the skyscrapers in the distance.
W: Uh-huh. By the way, who’s the woman beside you?
男性:見て。去年の春に撮った写真だよ
女性:綺麗なお庭ね
男性:そうでしょ。遠方にある摩天楼も綺麗でしょ
女性:そうね。ところで、あなたの横にいる女性は誰?

関連記事

トピックス

「コメンテーター・岩田明子」の評価は?(写真左から2番目/『サンデージャポン』のTiwtterより)
「安倍元首相に最も食い込んだ記者」元NHK・岩田明子氏 “三浦瑠麗氏の後釜”に浮上
週刊ポスト
関係者の期待を一身に集める朝乃山(時事通信フォト)
朝乃山、グッズ売り切れ続出で「番付ガタガタ時代の救世主」に 横綱・大関候補が“残念状態”の中で期待の声
週刊ポスト
清原和博氏(右)と次男の勝児内野手
清原和博氏、次男・勝児の甲子園デビューで驚いた「PL野球と慶応野球の違い」
週刊ポスト
筋金入りのビートルズファンだという水卜麻美アナ
水卜麻美アナ、中村倫也と結婚でも“日テレ愛”を貫けるか フリー転身の現実味
NEWSポストセブン
“禁断の生共演”で何が語られるのか
中村倫也、水卜麻美アナと“禁断の生共演”もファンから反感ゼロ「お似合いすぎて納得するしかない」
NEWSポストセブン
旧NHK党党首の立花孝志氏(左)とガーシーこと東谷義和氏(筆者撮影)
【ドバイに集うクセモノ日本人】ガーシーが最長10年居住できる「ゴールデンビザ」を取得した経緯
週刊ポスト
岡田阪神へプロ野球記者たちも期待(時事通信フォト)
【プロ野球記者座談会】WBC後のシーズンで岡田阪神に高まる期待と侍J中野拓夢への不安要素
週刊ポスト
岩田絵里奈アナと結婚発表の水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナの電撃結婚の背景にあった「岩田絵里奈アナの“左遷人事”」
NEWSポストセブン
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
NEWSポストセブン
“体に入れるもの”にこだわっていた道端ジェシカ(時事通信フォト)
カエル毒、粘土を使って…道端ジェシカ容疑者「薬物逮捕」で注目される“特殊な健康志向”
週刊ポスト
不倫疑惑も報じられた篠田麻里子
《離婚成立》篠田麻里子、不倫疑惑で「地元福岡ドラマ」の出演が見送りになっていた 始球式務めたホークスとも離別
NEWSポストセブン
明菜
中森明菜が突如コメント「バカ殿」志村けんさんとのこと「どれだけダメ出しされても大丈夫」のアドバイスも
NEWSポストセブン