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センター試験 受験生を悩ませた珍問・奇問の歴史

大学入試センター試験で、受験生にリスニング用の機器を配布(写真/共同通信社)

 2021年からの英語民間試験と記述式の導入をめぐって揺れに揺れた大学入試センター試験が今年もやってくる。共通一次時代を含めると40年に及ぶ大学入試センター試験では、受験生を悩ませた珍問・奇問(?)の数々も少なくない。過去の例をいくつか紹介しよう。

●男と女の危ないラブゲーム

 2018年の英語のリスニングでは、会話を聞いて最も適切な絵を選ぶ第1問が秀逸だった。訳してみよう。男「見て。去年の春に撮った写真だよ」、女「綺麗なお庭ね」、男「そうでしょ。遠方にある摩天楼も綺麗でしょ」、女「そうね。ところで、あなたの横にいる女性は誰?」。問題作成者が会話する男女の関係を気にさせて集中力を削ごうとする作戦に出たのか、それとも試験中に笑わせてリラックスさせようとしたのかは不明である。

・試験で読み上げられた文とその和訳
M: Look! This picture is from last spring.
W: What a beautiful garden!
M: Amazing, isn’t it? And the skyscrapers in the distance.
W: Uh-huh. By the way, who’s the woman beside you?
男性:見て。去年の春に撮った写真だよ
女性:綺麗なお庭ね
男性:そうでしょ。遠方にある摩天楼も綺麗でしょ
女性:そうね。ところで、あなたの横にいる女性は誰?

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