同社は北米、ヨーロッパ、アジアの臨床センターで今後1年半をかけて、軽度から中等度のアルツハイマー病患者2000人以上を対象にした大規模な臨床研究を行う計画だ。最終的に、2024年までに最終的な研究を終えて、2025年には世界各国で販売したいとしている。

 国際アルツハイマー病協会によると、アルツハイマー病の年間医療費は総額で1兆ドル(約110兆円)以上と推計されている。

 同社の呂松濤会長は「オリゴマンネートが17年ぶりにアルツハイマー病の治療薬に承認された薬になったことを非常に喜んでおり、この疾患との闘いにおける真のヒーローである患者と家族に感謝している。われわれ緑谷は、22年にわたる不断の努力の末にようやく成功を収めることができた。世界中の患者に新たな治療薬を届ける旅を続けていくのを楽しみにしている」とのコメントを発表している。

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