高杉は仮面ライダーなどのイケメン俳優の登竜門に抜擢。その後、所属男性タレントも増え、いまでは『中学聖日記』(TBS系・2018年放送)で世の女性たちを陶酔させた岡田健史(20才)ら、多くのイケメン俳優を抱えるようになった。
一方で、順風満帆に見えたイケメン路線が、徐々に歪みを生んでいったという。
「事務所設立当初からいた敏腕マネジャーが高杉さんの担当になって変わってしまった。地方からやってきた10代のタレントたちは基本的に寮に住むのですが、高杉さんが高校に入った頃から、彼の食事のおかずの品数が増えていったそうなんです。所属俳優を家族のように支えるのはデキるマネジャーなら当たり前のこと。ただ徐々に成長期への配慮なんでしょうが、高杉さんの下着を“私が洗っている”と自ら言い始めたあたりで、周囲が違和感を覚えるようになっていった」(前出・広告代理店関係者)
◆岡田健史に自分の両親を会わせて
高杉が高校を卒業する頃には、敏腕マネジャーはほかのタレントの現場には顔を出さなくなり、高杉の現場にベタ付き。仕事や脚本への口出しは当然となった。彼女はCM関係にも従事していたため、ついには、ほかの所属女優たちまでもが「真宙と会話したら、目を付けられてCMの仕事がなくなるかも」と、共演を恐れるまでになってしまった。
「信頼していたマネジャーの豹変ぶりに、A社長はたまらず『イケメンに狂うな!』と叱咤していました。それでも止まらずついに2年前、高杉さんの現場への同行を禁止されました。結局そのマネジャーは納得がいかず社長と口論になり、退社することになりました。本人は“真宙との仲を引き裂かれた”と恨み節を言っていたそうです。
最近、彼女を見かけましたがかなりやせていて、桐谷美玲のような細さに変わり果てていました」(芸能関係者)
堀北がデビュー当時から信頼を寄せていた別のマネジャーも、“イケメン退社”した1人。彼女がハマったのは岡田だった。前出のテレビ局関係者が言う。
「タレント管理術が巧みで、見習うべき点も多いのですが、岡田さんには、やりすぎでした。10分に1回は岡田さんにLINEして行動確認をしていたそうです。ゴールデンウイークになぜか自分の両親を会わせたり…過剰管理でしたね。女優の付き添いで現場に来るときはコワモテなのに、岡田さんの現場では柔和に。カメラマンの機材を“持ちましょうか”なんて、いままで見たことのない甲斐甲斐しい動きをしていました(笑い)」