ライフ

コロナ、トイレブラシ・枕・吊り革・エレベーターボタンに注意

スポンジは2つ用意したほうが良い理由とは

 ウイルスや細菌などさまざまな病原体を持った患者が訪れる可能性があり、かつ高齢者など感染症にかかりやすい人が集まる病院は、一般オフィスビルと比べると格段に高い衛生管理が要求される。そんな総合病院の清掃管理者を長年務めた経験を持ち、「健康を守るお掃除士」として活動する松本忠男さんが、病原体から家を防御するコツをこう語る。

「掃除するとき、換気のために窓を開ける人がいますが、ウイルスや細菌への対策としてはやってはいけないことの1つです。病原体を吸ったほこりが風で舞うことになり、結果として家中にまき散らしてしまうことにつながるのです」 

 では、どう気をつけたり掃除をしたりしたらいいのか?

◆リビングはカーテンとカーペットが巣窟に

 手洗いが終わったらようやくリビングへ。ウイルス対策のための掃除のポイントはカーテンとカーペットだ。

「カーペットの掃除は掃除機でするのが一般的ですが、動かし方が間違っている人が多い。1秒間に20cm程度のごくゆっくりしたスピードでヘッドを動かして吸い取ります。いまの掃除機は回転ブラシがついているタイプが多く、吸引力が発揮されるのは、掃除機のヘッドを奥から手前に引くときです。加えて、やみくもに動かせばほこりが舞ってのどに入ってしまう可能性も高くなる。そこを意識するだけで、だいぶ違います」(松本さん・以下同)

 カーテンはこまめに洗うことが肝要になる。

「カーテンの洗濯に加え、カーテンレールも見落とさないこと。軍手をしてその上にストッキングをかぶせると、静電気を帯びて効率的にほこりや汚れが吸いつけられ、ウイルスや細菌も除去することができます」

 松本さんによれば、いまの季節は室内で暖房を使っているため空気が上昇し、その結果ウイルスは壁の高いところに付着しやすいという。カーテンレールと同じく、壁も突っ張り棒にストッキングを巻き付けた“静電気作戦”で対策するのがいい。

◆枕の上からバスタオルを敷く

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン