スポーツ
2020.03.29 16:00 週刊ポスト
ハルウララ、服部桜、東大野球部… 弱くても応援集めた人気者
スポーツは勝つ選手ばかりが人気を集めるわけではない。弱すぎて好かれ、応援を集めた者たちも多い。競馬、相撲、野球などから紹介しよう。
◆ハルウララ

弱すぎて馬券が売れまくった(時事通信フォト)
1998年のデビュー以来、2006年に引退するまで一度も勝つことなく113連敗を記録した高知競馬場所属の競走馬。連敗が話題となり、出走を重ねるごとに単勝馬券の売上記録を更新した。
◆東京大学野球部

44シーズン連続最下位を継続中(写真/共同通信社)
2010~2015年にかけて東京六大学リーグで94連敗。法政大からの勝利で連敗を脱出すると、応援席は総立ちになった。創部100年を迎えたが、44シーズン連続最下位記録を更新中。
◆大相撲・服部桜
式秀部屋の序ノ口力士。2015年の初土俵以来負け続け、4年間での勝ち星は3。歴代ワーストの89連敗の記録を持ち、恐怖心から自分で尻もちをつく敗退行為で注意を受けたことも。
◆ボブスレー・ジャマイカ代表

ジャマイカ代表は映画にも(写真/AFLO)
1988年カルガリー五輪のボブスレーに出場した常夏の国ジャマイカの代表。4人乗り競技では転倒に終わったが、実話をもとに製作された映画『クール・ランニング』が大ヒットした。
◆五輪競泳・うなぎのエリック

自国には50mプールもない逆境を乗り越え、タッチ板に辿り着いた(写真/Reuters/AFLO)
赤道ギニアのエリック・ムサンバニ。各国1人の特別枠で2000年シドニー五輪100m自由形に出場。溺れかけながらも泳ぎ切り、一躍人気者に。タイムは世界記録から1分以上遅かった。
※週刊ポスト2020年4月3日号
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