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2020.04.19 07:00  週刊ポスト

浅丘、吉永、森繁らが名演 殺伐の今こそ輝き増すホームドラマ

誰もが彼女の母親姿に憧れた(写真/GettyImages)

 テレビ業界で収録中止が相次ぐ中、増えているのが過去のドラマの再放送だ。外出自粛により家で過ごす時間が増え、「家族のあり方」を描いたホームドラマの数々が思い出される。今だからこそ、もう一度放送してほしい名作をプレイバックする。

◆「吉永小百合が母だったら」

 今回、本誌・週刊ポスト読者にアンケートを行なったところ、「夫婦の有り様」を描いた作品が支持を集めた。1971年の『2丁目3番地』(日本テレビ系)では、石坂浩二と浅丘ルリ子が子育てに奮闘する夫婦を演じた。

 二枚目俳優として人気絶頂だった石坂浩二がうだつの上がらないサラリーマンの夫で、妻の浅丘が美容院を経営するバリバリのキャリアウーマンという設定は、当時としては斬新だった。

「奥さんに叱られて落ち込んでいる石坂が、赤ん坊に“父ちゃんはこれでも一生懸命やっとるんやで”というセリフには“その通りだ!”と頷きました。2人のやりとりがリアルで、つい感情移入してしまいましたね」(78・元会社員)

 放送終了から2か月後に石坂と浅丘は結婚。撮影中から2人は恋愛関係にあったという。だからこそ、演技が真に迫っていたのかもしれない。

 同1971年放送の『花は花よめ』(日テレ系)では、20代後半の吉永小百合が人気芸者役を熱演。妻に先立たれた15歳も年上の男(児玉清)と結婚し、若くして3児の母となる役柄だ。

「とにかく吉永さんが美しかった。僕も含め、多くの少年が『こんな母親ならいいなぁ』と妄想していた。ドラマでの吉永さんは“芸者上がりのくせに”などといじめられるが、それを夫の児玉清さんが優しく守る。“こんな男になりたい”と憧れた」(60・塾講師)

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