「生活スタイルががらりと変わり、家に引きこもっています」(河原)
緊急事態宣言後パチンコ店は休業、大きなお金が動く業界なだけにその損害は計り知れません。1日、2日休んだだけで潰れてしまうお店も少なくないでしょうし、他業種同様、多くの人を困窮に追い込むのには十分過ぎる未曾有の危機に直面しています。
知り合いが働くパチンコ店も休業、そのまま閉店を余儀なくされると聞きました。家族を持つその主の次の仕事はまだ決まっていません。そして、われわれパチンコ・パチスロライターもまた、もちろんお店が開いていないのでホール実戦はおろか、密を避ける意味でも編集部に集まっての収録すら出来ない状況にあります。
3月頃から不穏な空気になり始め、徐々に仕事量が減っていきました。緊急事態宣言を受けて4月、5月に入っていた仕事はバタバタとキャンセルになり、外仕事はゼロに。
それでも専門誌は出続けるので、内容を変更しての執筆、誌面の実戦記事は、家に持っているスロ機や中古で仕入れた実機で対応しています。付属のDVDに関しては動画を家で自撮りしたり過去のものを再録にしたり、慣れない作業も多く試行錯誤の毎日です。仕事の激減で金銭的な苦悩ももれなくつきまとうでしょう。
私自身も生活スタイルがガラリと変わり、家に引きこもる日々がほとんどになりました。自宅で仕事をする以外は、アニメやドラマを観てゲームをして、食事については台所に立つ機会がぐっと増えました。
パチスロ欲はないと言えば嘘になります。が、今はよりリアルな感覚でPCやスマホからも気軽にオンラインゲームでパチンコ・パチスロが遊べるサービスもあり、それらが私を含めたユーザー皆のストレス解消や家での遊戯欲解消に繋がるのではないかと思っています。
人によってはyoutube配信やライブ配信でファンとの交流を深めたり、何か今私たちに出来ることはないかと、新しいことに挑戦しているライターやパチンコ・パチスロタレントも多いようです。