芸能

町田啓太の人生を変えた韓国映画『1987、ある闘いの真実』

町田啓太が人生を変えた映画を紹介

 緊急事態宣言は解除されたものの、引き続き私たちができることは不要不急の外出を控えること。そんないまだからこそ、充実したおうち時間を過ごすために自宅で映画鑑賞はどうですか? 劇団EXILEの町田啓太(29才)に人生を変えた映画を紹介してもらった。

●人生を変えた映画
『1987、ある闘いの真実』
Blu-ray、DVD発売中
販売・発売元:ツイン

Blu-ray、DVD発売中 販売・発売元:ツイン

【あらすじ】
 軍事政権下の韓国で、過剰な取り調べによりソウル大学の学生が死亡。それを隠蔽しようとする政府と警察の真実を暴くため、新聞記者や学生の仲間が立ち上がる、実話を描いた社会派ドラマ。事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へ。

──この作品を見て、人生はどう変わりましたか?

「なんとなく気になって劇場で見てみたら、出演者の皆さんの芝居の熱量の高さに鳥肌が立ち、話が進むにつれて物語に夢中になっていました。エンドロールの最後の最後まで見たときに、その熱量の意味を理解。1987年に実際に韓国で起きた民主化闘争がテーマの作品なのですが、この作品に携わったかたがた全員が、“世の中に伝えるべきことを、しっかり伝えなければ”という志を持っていたのだと思います。そして、その姿勢に僕も勇気と刺激をもらいました。同じ韓国映画で言うと、『パラサイト 半地下の家族』で有名なソン・ガンホさんが主演を務める『タクシー運転手 約束は海を越えて』にも、本作と関連するシーンがあるので、続けて見るのもおすすめです!」

──特におすすめのシーンやセリフは?

「ストーリーの終盤、カン・ドンウォンさん演じるイ・ハニョルが当時の写真と重なるように撮影されたシーン。再現度も高いですし、心が締め付けられるような感覚で特に印象深かったです」

韓国のタブーを映画化した『1987、ある闘いの真実』(C)2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM RIGHTS

【プロフィール】
町田啓太(まちだ・けいた)/1990年7月4日生まれ。劇団EXILEのメンバー。主な出演作にドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(読売テレビ系)、映画『前田建設ファンタジー営業部』(’20年)など。出演映画『きみの瞳が問いかけている』が今秋公開予定。

※女性セブン2020年6月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
横山剣氏(左)と作曲家・村井邦彦氏のスペシャル対談
《スペシャル対談・横山剣×村井邦彦》「荒井由実との出会い」「名盤『ひこうき雲』で起きた奇跡的な偶然」…現代日本音楽史のVIPが明かす至極のエピソード
週刊ポスト
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
焼酎とウイスキーはロックかストレートのみで飲むスタイル
《松本の不動産王として悠々自適》「銃弾5発を浴びて生還」テコンドー協会“最強のボス”金原昇氏が語る壮絶半生と知られざる教育者の素顔
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン