中国最大のLCC「春秋航空」の路線も(時事通信フォト)
また、「茨城国際空港」が正式愛称となったと報道された直後からは、「当たり前だ」という声があふれかえっている。
「普通に考えたら分かること。有識者っていう人たちは一般の人とどこか感覚がずれてる」
「羽田と成田はマルチエアポートとして、航空券の互換性もあるが、それもないままに茨城空港がTOKYOを名乗っては外国の方の混乱を招くだけ」
「大井川さんのことだから、そのまま採用するかと思っていた。良かった、まともな判断をしてくれて」
「ここは、県知事も判断ミスをせずに済んだようですね。今後、有識者が会議する場合、生配信していただきたい」
「茨城県民の郷土愛の勝利だと思います」
大井川知事の判断は県民、ネット民にも支持されているようだ。茨城出身の都内在住の30代女性は今回の騒動についてこんな感想をもらした。
「日本の県はどこも特徴豊かで個性がある。なんでもかんでもTOKYOをつける必要はない。IBARAKIだけのほうが今後はマニアックな海外ツーリストの検索率が上がるはず。
県民の友達と話したときは、『まだ“茨城だっぺ空港”“International Dappe Airport”のほうがいいんじゃないかと(笑い)。そのほうがキャラクター展開とかしやすそうだし、牧歌的でいいところだとアピールできますよ。いずれにしても、茨城の魅力を前面に出してほしかったですね」
当初案が報道された直後には「納豆空港」「黄門空港」「茨城干し芋納豆空港」などの書き込みも見られた。茨城らしさを打ち出して海外にアピールしてほしいという思いなのだろう。