唯一無二の“ツッコまない”ニュータイプ漫才 ぺこぱ/サンミュージック(写真/アフロ)

◆ぺこぱ/サンミュージック
シュウペイ(32才)、松陰寺太勇(しょういんじたいゆう・36才)

【profile】
 2008年結成。2019年に『おもしろ荘』(日本テレビ系)で優勝し注目が高まり、初の決勝戦進出となった『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で3位に輝き一躍ブレーク。M-1出場の前日までアルバイトをしていた苦労人コンビ。

「元『ギャル男』で底抜けに明るくチャラいキャラクターのシュウペイさんに対して、松陰寺太勇さんが“否定しないツッコミ”を放つ漫才で一躍有名になりました。人を傷つけない優しい笑いが女性ファンにも共感、支持されています」

◆ゆりやんレトリィバァ(29才)/吉本興業

【profile】
 NSC大阪校を首席で卒業し、1年目からレギュラー番組を獲得した経歴をもつ。特技のダンスや英語などを取り込んだ1人コントで『第1回女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝。SNSではユーモアとお洒落な写真を投稿し若い世代の女性からの支持も高い。

「どんな状況でもスベることを恐れずグイグイ前に出る度胸と、発想力豊かなネタの面白さでは右に出る者がいない天才型の女性ピン芸人です。アメリカのオーディション番組に出演して流暢な英語を披露したことも話題になりました」

◆3時のヒロイン/吉本興業
ゆめっち(25才)、福田麻貴(31才)、かなで(28才)

【profile】
 元アイドルでツッコミの福田と、女優でも活動していたかなで、ミキの亜生率いる“亜生軍団”のメンバー・ゆめっちのトリオ。賞レース優勝を機に、『2020上半期テレビ番組出演本数ランキング』で昨年に比べ135本増加しブレイクタレント部門で1位に輝いた。

「女性芸人の大会『THE W』(日本テレビ系)で3代目チャンピオンとなり、一気にブレークを果たしました。派手な外見で動きのキレもあるかなでさんとゆめっちさんのWボケ体制は破壊力抜群。それを支える福田さんのツッコミもうまい。ポスト森三中の筆頭と言える女性トリオです」

◆ティモンディ/グレープカンパニー
高岸宏行(27才)、前田裕太(27才)

「元高校球児で運動神経抜群の2人。なかでもボケ担当の高岸さんは、高校時代に投手として150kmの豪速球を投げていた怪物です。オレンジ色の衣装に身を包み、爽やかな笑顔でゆっくりとポジティブなことだけを話すキャラクターは唯一無二です」

◆エイトブリッジ/ナチュラルエイト
別府ともひこ(30才)、篠栗たかし(34才)

「両者ともに『くりぃむしちゅー』の運転手をしていた経験がある異色コンビ。ボケ担当の別府さんの突き抜けた天然キャラを生かしてバラエティーで活躍中。口にする一言一言がズレまくっていてその“別府ワールド”はウド鈴木さんの再来を感じさせる大物の予感…」

◆納言(なごん)/太田プロダクション
安部紀克(28才)、薄幸(すすきみゆき)(27才)

「やさぐれキャラの薄幸さんが偏見丸出しで街をディスる漫才で注目されたコンビです。薄幸さんは大のお酒・たばこ好きで荒れた生活を送っていて、その豪快な飲みっぷりは男性が多い芸人の間でも一目置かれるほどです」

※女性セブン2020年7月23日号

関連記事

トピックス

ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン