芸能

三浦春馬、演技の道に導いてくれた母に大きな親孝行していた

母親にマンションを買ってあげていたという情報も(Imaginechina=時事通信フォト)

母親にマンションを買ってあげていたという情報も(Imaginechina=時事通信フォト)

 三浦春馬さん(享年30)の訃報は、芸能界だけでなく日本中に衝撃を与えた。過去に共演した役者からも、悲しみの声が続々とあがっている。三浦さんの連続ドラマ初主演作となった、2008年『ブラッディ・マンデイ』で共演した女優の吉瀬美智子(45)は、自身のインスタグラムで「言葉になりません 只々、胸が締め付けられる思いです」「信じたくありません」「私にとって弟の様な存在で、頭が良くて器用で本当に素晴らしい役者でした」と綴った。

 茨城県出身の三浦さんが演技に触れたのは4歳の頃。地元のタレント養成所に所属し、俳優業をスタートさせた。

「母子家庭で一人っ子ということもあり、早く友達ができるようにと、お母さんが習い事として通わせたようです。すぐに頭角を表し、7歳でNHKの連続テレビ小説『あぐり』に出演するなど、天才子役と言われるまでに成長しました。高校進学を機に本気で演技の道に進むことを決意し、親元を離れ東京で暮らし始めたのです」(養成所関係者)

 16才のときに映画『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演を果たすなど、その後の活躍は周知の通りだが、近年は、自分を演技の道に導いてくれた母親に、人知れず親孝行も果たしていた。

「三浦さんのお母さんは彼が高校にあがる前に再婚したので、彼も姓が変わっています。この頃、既に『三浦春馬』として芸能界デビューしていたので、芸名までは変えませんでした。しかし、今から数年前に離婚されているようで、同時に三浦さんも姓を戻しています。

 三浦さんは養父と不仲ということは全くなく“母親が一人になるのは可愛そうだから”と気遣って三浦姓に戻したとのことです。その頃までにお母さんに都内の高級マンションを買ってあげたという話も聞いています。自分の役者人生を切り拓いてくれたお母さんのことをずっと気にかけていた印象です」(三浦の知人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト