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《声の大きい人が勝つ国ではなく…》2026年、日本が目指すべき姿は?AIに聞いて“ハッとさせられた言葉”と意外な提言【石原壮一郎氏が解説】

AIが導き出した2026年の世界とは(写真/イメージマート)

AIが導き出した2026年の世界とは(写真/イメージマート)

 新年早々、アメリカによるベネズエラへの軍事攻撃など、大きなニュースが飛び込んできた。混沌とする国際社会の中で、日本はどうあるべきなのか? コラムニストの石原壮一郎氏がAIに「2026年の世界」について尋ねてみた。果たして参考になるような回答はあるのか、返ってきた答えとは…。石原氏が解説する。

* * *

 新しい年が始まりました。国際情勢は激しく揺れ動いているし、国内も政治にせよ経済にせよ問題が山積しています。2026年はどんな年になるのか。足元がぬかるんだ暗闇の中で進む方向を見失っている私たちは、何を頼りにどちらに向かえばいいのか。

 こんなときに頼りになる気がするのが、そう、何を聞いてもそれっぽい答えを返してくれる「AI」です。メジャーどころのAI(ChatGPT、Gemini、Grok、Copilot、Claude)に、無料で使える範囲で片っ端から「2026年は、どんな一年になりますか?」という質問をぶつけてみました。それぞれたっぷり答えてくれた中から抜粋します。

〈2026年は、一言でいうと「変化が日常になる一年」になりそうです。大きな出来事が一度に起きるというより、少しずつ価値観や当たり前が更新されていく流れが続く、そんな年です〉と予言してくれたのは、ChatGPTさん。なるほど、世の中に対する理解が深まった気がします。誰かにこのまま話すと「だから何なんだ」と言われそうですけど。

 最新のトレンド予測とやらを元に〈2026年は「効率化とデトックスの両立」「個人の価値観重視」「AI活用の本格化」というテーマが交差する、変化に富んだ一年になりそうですね〉と結論付けてくれたのは、Claudeさん。最後のフレーズは、毎年使えそうです。

 Grokさんは、もう少し具体的に〈2026年は、スポーツの年として世界中が盛り上がる一年になりそうです。特に大きなイベントがいくつも予定されており、興奮と感動に満ちた年になるでしょう〉と教えてくれました。冬季オリンピックやFIFAワールドカップなどに素直に熱狂して、2026年らしさを満喫しましょう。

カレンダーの並びが良いことが日本の未来を救う……かも

 どの回答も、わかった気にはさせてくれるものの、目指すべき方向性みたいなものは今ひとつ見えてきません。続けて「2026年の日本はどうあるべきか?」という質問をぶつけてみました。

〈2026年は、混沌とした国際情勢の中で日本が「強い経済」と「いのち輝く社会」を実現する転換点です。(中略)明るい未来に向け、積極的な挑戦を!〉と煽ってくれたのは、Grokさん。何となく「がんばらなきゃ」と思わせてはくれました。

 Geminiさんも〈2026年の日本は、「失われた30年」の遺物(デフレ慣習や過剰な労働)を整理し、新しい時代のルールを書き換えるべき年です。カレンダーの並びも良く、大型連休が多いため、心にゆとりを持って「これからどう生きるか」を国全体で再定義するタイミングと言えるでしょう〉と励ましてくれています。カレンダーの並びが良いことが、日本の未来に大きな意味を持つとは思いませんでした。

 世の中の変化を踏まえつつ、現実的なアドバイスをしてくれたのがChatGPTさん。〈2026年の日本は、若者を管理する対象ではなく、参加者として扱うべきです〉〈AIや自動化は、人を減らすためではなく、人を助けるために使うべきです。(中略)技術が進むほど、人間らしさを守る設計が必要になります〉など、ハッとさせられる言葉が並んでいます。

 さらに〈2026年の日本が目指すべき理想は声の大きい人が勝つ国ではなく、静かな人も安心して生きられる国です。(中略)正しさで殴らない言葉の使い方 これは理想論ではなく、社会を長持ちさせるための現実的な戦略です〉とも。程度の差こそあれ、多くの人が“ネット中毒”の状態にある昨今、肝に銘じたい提言と言えるでしょう。

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