マスクもしてコロナ対策もばっちり

「竹野内は、その恵まれた容姿ゆえ、女性ファンが圧倒的に多い俳優でしたが、『ヤンキー母校に帰る』(日本テレビ系、2003年)で熱血教師を演じたかと思えば、同じ年に『流転の王妃・最後の皇弟』(テレビ朝日系)で、愛新覚羅溥傑を演じて数々の賞を受賞し、一気にファン層を広げました。その後も基本的には二枚目路線でしたが、バカリズム脚本の『素敵な選TAXI』(フジテレビ系、2014年)ではコミカルな役を演じて、さらに好感度を高めました。

 竹野内も反町も、『ビーチボーイズ』の頃は、いかにも“ルックス先行型”でしたが、歳を重ねるごとに円熟味を増し、重厚な作品からコミカルな役柄までしっかり演じられる俳優へと成長しました。反町は『相棒』でも渋い演技を見せていますし、21年ぶりに月9出演した『SUITS/スーツ2』でも存在感を発揮しました。また、2人とも仕事を適度にセーブすることによって、飽きられるのを回避するとともに、1つ1つの作品にしっかり向き合える好循環が生まれています」(石田氏)

 トレンディ俳優から本格派俳優へと成長を遂げた2人の”ビーチボーイズ俳優”。竹野内の久々の月9が実現すれば、見逃せない作品になりそうだ。

マスクをしていてもオーラは隠せない

原作が出演の決め手になったという

幅広い作品で活躍する竹野内豊

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