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【アメリカ発】「完全に安全な学校」なんてどこにあるの?

警戒は大事だが、ヒステリーになってはいないか(Sipa USA/時事通信フォト)

 スージーが学校で出くわすかもしれない大人のことを考えるとゾッとする。私たちは誰でも、まともに授業ができない教師、生徒を言葉や体罰で虐待する教育者、気まぐれな、あるいは不当な罰を与える学校管理者の話を聞いている。かわいそうな小さいスージーは、学校で堕落した大人たちと戦うには幼すぎるし、自分に何が起こったのかを両親に告白するのはあまりにも屈辱的だ。

 学校給食には、健康を害する様々な危険がある。危険なランチタイムを生き延びたとしても、体育は深刻なケガへの招待状だ。若いジェルメーヌは遅かれ早かれ、筋肉が引き伸ばされたり、靱帯が断裂したり、骨折したりするだろう。それは、無邪気な若者たちがお互いを殺そうとしているのを見ているようなものだ。

 誰もがアマチュアの感染症学者になったごとく、コロナウイルスに詳しくなった。しかし、これだけ流行しているにもかかわらず、依然としてインフルエンザで死ぬ確率のほうが高いことには目を向けない。教室には、インフルエンザウイルスはもちろん、はしか、髄膜炎など人を殺す病原体はもともとたくさんあった。高校生や大学生になれば、ヘルペスやクラミジアや梅毒を学校でもらってくることもあるだろう。

 生産的で充実した人生に不可欠な学習には、一定のリスクが伴う。コロナウイルスもその一つにすぎない。合理的な政策は、学校を再開し、感染リスクの高い生徒と教師だけを隔離することである。しかし、最近は政治家や教育者にも合理性が不足しているようだ。子供たちに鎮静剤を打ち、コットンにくるんでカギのついたロッカーに閉じ込めておけば安全なのか? ああ、窒息してしまうリスクがまだあった……。

(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
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