芸能

郷ひろみ「ストイックなだけではダメ。弛緩した時間も必要」

64才となった郷ひろみ

 16才でデビューし、64才となった今でも輝き続けている郷ひろみ。7月には105枚目のシングル『ウォンチュー!!!』をリリースし、さらにエッセイ集『黄金の60代』(幻冬舎)も出版した。精力的な活動を続ける郷に話を聞いた。

 * * *
『黄金の60代』に収められたエッセイは、どれも興味深いものばかりなのだが、なかでも気になるのがルーティン。何しろ郷といえば、鍛え上げられた肉体を持つのだから、その日々の生活を知ってみたいもの。

《朝起きて、僕はまずスティックタイプの青汁粉末をグラスに入れ、そこへ水を注ぎ、それを一気に飲み干す。ここから僕の一日が始まる》

《ディナーは可能であれば5時から始めたい。遅くても6時、どうしようもない場合は7時から(略)。ディナーが終わってから休むまで、最低でも2時間、できれば4時間は空けたい。食べたものの消化が終ってから眠りたいのだ》

 そして参考にしたいのが時間の使い方だ。

《時間の使い方がその人の人生を左右する、といっても過言ではないと僕は思っている。眠る時間を30分削って読書に充てるとか、30分早起きしてストレッチするとか。一日のなかのたった30分だが、その時間は1週間では3時間半になり、1か月では15時間、1年で考えれば180時間になる》

「普通のことをしているだけなんです。でもその普通のことをずっと続けていくといつしか特別なことに昇格するんです。逆に普通のことを続けられないと、普通のまま埋没してしまう。人生も同じではないでしょうか」(郷ひろみ・以下同)

関連キーワード

関連記事

トピックス

ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン