国内

美智子さまの徹底おこもり生活 ストレスでは?の声も出る

人一倍、コロナに敏感になられているという(昨年9月、東京・文京区 撮影/JMPA)

 宮内庁内部では、いま大いに気を揉んでいることがあるという。それは、上皇后美智子さま(85才)の近頃のご様子だ。宮内庁関係者はこう語る。

「美智子さまは徹底した“おこもり生活”を続けられています。4月には一度だけ宮内庁病院を訪れ、歯科を受診されたそうですが、それ以降はまったく外出されていないようです。

 お住まいの仙洞仮御所(東京・港区)では毎朝6時に起床され、上皇陛下とのお庭の散策を日課とされています。日中は新聞や書籍を読まれる、ピアノの練習や音楽鑑賞をされるなどして室内でお過ごしです。毎日、お変わりない暮らしを続けられているようです」

 この3月末まで約30年間暮らされてきた皇居に比べ、仙洞仮御所はあまりに狭い。散歩されるのも限られた敷地内で代わり映えもしないだろう。

 身の回りの世話をする上皇職との接触も、必要最低限にとどめられているという。これまでは折に触れて会われていた娘の黒田清子さんとも、お会いになれない日々が続いている。感染を避けるためとはいえ、人と会わず言葉も交わさずに過ごす日々は、どれだけ味気ないものだろうか。

「まったく外出できず人に会えない状況と、コロナへの危機感も合わさり、たいへんなストレスをためられているそうです。本当は、外に出たいというお気持ちもあるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 例年、上皇上皇后両陛下は夏に那須御用邸(栃木県)で静養されていた。しかし、今年はコロナの感染状況や九州豪雨の被害を考慮し取りやめられた。両陛下の出会いの場となった長野・軽井沢町のテニスコートへのご訪問もできず、例年のように群馬県の国際音楽祭でピアノを演奏することもかなわなかった。美智子さまが大切にしてこられた、現地の人々との触れ合いの機会は軒並み失われている。

 そうしたことが、心身ともに負担となっているのだろう。5月から続く原因不明の微熱も、いまだおさまっていないそうだ。「以前よりは落ち着いたが、午後になると熱が上がる」(皇室記者)という。

「上皇陛下は定期的に研究所に足を運ばれていますが、美智子さまはまったく外出されていません。ただでさえ、ご高齢での引っ越しは大きなストレスです。“閉じこもり”を続けられる美智子さまには宮内庁内部からも心配の声が上がっています」(皇室ジャーナリスト)

※女性セブン2020年9月10日号

関連記事

トピックス

クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン