葬儀を故人の親族にすら秘密にしていたのは、2019年3月に亡くなった萩原健一さん(享年68)の妻・冨田リカ(58才)だ。
萩原さんは1975年にモデルの小泉一十三、1980年にいしだあゆみ、1996年にはヘアメイクの女性と結婚。3度の離婚の末、“最後の妻”となったのが冨田だった。
「冨田さんは萩原さんと2011年に結婚しているのですが、当時から萩原さんの親族とうまくいっていなかったようです。萩原さんが亡くなった当初、神奈川県内で親族を含めて葬儀が営まれたと報道されているのですが、実はまったく違うんです。
実際には萩原さんの死後、都内ですぐに火葬されていたようなんです。彼は3人目の妻と離婚する際に慰謝料で泥沼の裁判になり、大変な思いをしています。交友関係も含めて複雑な不安があったので、冨田さんが面倒に巻き込まれないよう“すぐに葬儀を済ませてしまうように”と萩原さんが冨田さんに指示していたといわれています」(萩原さんの知人)
結果、萩原家の親族は誰も立ち会うことができなかったという。
「親族には、葬儀が終わってからの“事後報告”でした。墓がどうなっているのかも、萩原家側は誰も知らされなかったそうです」(芸能関係者)
夫の親族との今後よりも、やはり夫の遺志を尊重したケースのようだ。
※女性セブン2020年9月17日号