ライフ

ふるさと納税 お得な「狙い目返礼品」はどうやって探す?

お墓に関するお得な返礼がもらえる(写真提供/浜田市)

 好きな自治体や応援したい自治体に寄付することで、税金の控除を受けつつ返礼品がもらえる「ふるさと納税」。今年のふるさと納税について、「地域の魅力ある返礼品をお得に入手できる面と、コロナ禍でダメージを負った地方を支援する社会貢献の両面があります」と話すのは、ふるさと納税で最も参加自治体数の多いポータルサイト『ふるさとチョイス』広報の田中絵里香さんだ。

「ふるさと納税には、“寄付型貢献”と“消費型貢献”があります。弊社では、寄付型として“ガバメントクラウドファンディング(GCF)”のサイトで全国の自治体の多様なコロナ対策プロジェクトへの寄付を募っており、後者の消費型では、“ニコニコエール品”というコーナーを設けて、通常よりも増量された返礼品を紹介しています。

 これを頼むことで納品先が減り、在庫を抱えてしまった生産者の手助けができます。お得という魅力だけでなく、そういった視点も忘れないでいただきたいですね」(田中さん)

 ニコニコエール品は、農水省の補助事業「#元気いただきますプロジェクト」に参加する事業者を対象としたプロジェクト。コロナ禍で被害を受けた事業者が調達費用に補助金を活用することで、通常より増量された返礼品の提供が可能になる。また、同コーナーは、そんな魅力的な返礼品を見つけるのに便利だ。

 ふるさと納税の達人として知られる実業家の金森重樹さんはこう語る。

「一般的には『緊急支援品』『増量』『期間限定』などで検索し、市場価格を調べてお得かどうかを見極めるのがいいでしょう。なぜなら割引や増量をしていないのに、緊急支援品と謳っているものがあるからです。また、“モノ消費”ではなく“コト消費”の体験型の返礼品を先払い購入し、地方を支援するタイプも増えています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
宮崎あおい
《主演・大泉洋を食った?》『ちょっとだけエスパー』で13年ぶり民放連ドラ出演の宮崎あおい、芸歴36年目のキャリアと40歳国民的女優の“今” 
NEWSポストセブン
悠仁さまが2026年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」に出席される見通し(写真/JMPA)
悠仁さまが新年一般参賀にご出席の見通し、愛子さまと初めて並び立たれる場に 来春にはUAE大統領来日時の晩餐会で“外交デビュー”の可能性も、ご活躍の場は増すばかり
女性セブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
会社の事務所内で女性を刺したとして中国籍のリュウ・カ容疑者が逮捕された(右・千葉県警察HPより)
《いすみ市・同僚女性を社内で刺殺》中国籍のリュウ・カ容疑者が起こしていた“近隣刃物トラブル”「ナイフを手に私を見下ろして…」「窓のアルミシート、不気味だよね」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト