スポーツ

渋野日向子 優勝前夜にたいらげた「ホッケ」の勝負メシ

初優勝前日に特大ホッケをペロリと完食

 一流のスポーツ選手が愛してやまない食事。味や栄養バランスにこだわりがあるのはもちろん、大一番を支える料理人の努力と愛が詰まっていることも多い。

 プロゴルファー・渋野日向子選手(21才)が愛してやまないのは、茨城県土浦市にある「鈴や食堂」の『ホッケ定食』(1000円)だ。肉厚の北海道産ホッケは30cmもあるビッグサイズで焼き方にもこだわりホクホク。店主が庭で収穫したきゅうりやトマトが入ったサラダ(630円)を別注文し、「サラダ大好き!」と?張るのがシブコ流だ。

 プロ入り2年目の2019年に、『AIG全英女子オープン』で日本人選手としては2人目の海外メジャー優勝を果たして、世界中をあっと言わせた“スマイルシンデレラ”の渋野。筑波大学出身の母親がこの店でアルバイトをしていた縁で、プロテスト前に「鈴や食堂」に初来店した。

 日本ツアーでの初優勝となった2019年の『ワールドレディスチャンピオンシップ』時には、火~土曜まで毎日来店し、最終日前日にこのホッケ焼定食を食べてツアー初優勝を勝ち取った。

「あの無邪気な笑顔で『ただいま~、お腹空いた!』って入ってくるんですよ。最近食べてないからお魚食べたいって言ってホッケを食べたのよね。そしたら次の日優勝しちゃって……」(店主夫人の鈴木喜代子さん)。

●鈴や食堂
【住所】茨城県土浦市並木2-1-6
【営業時間】11~14時、17時30分~20時 
【定休日】日祝・土午後

■撮影/宮本信義

※女性セブン2020年10月8日号

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