創価学会広報室は、学会員の結婚相手が信仰を同じくすべきかどうかは「両者・両家が決めることだと考えています」と、学会として入会を奨励することもないと説明する。ただし、「幹部クラスとなればそれが許される空気ではない」(前出の古参学会員)といった見方もある。学会関係者が語る。
「ある幹部の息子が、別の新宗教の信者である女性と結婚を決めた時のことです。当人同士の決意は固かったものの双方の親が猛反対し、結果的に破談になったと聞きました。親の信仰心や教団での立場が結婚に影響を与えることはあるでしょう」
それは芸能人やスポーツ選手など、“教団の顔”として知られる著名人にも当てはまることが多いようだ。
※週刊ポスト2020年10月30日号