ライフ

コロナ後の不倫調査員 マスクをした対象者も判別するワザ

マスクしているから大丈夫、ではない?(イメージ)

マスクしているから大丈夫、ではない?(イメージ)

 コロナ禍も関係ないのが男女の色恋沙汰。不倫カップルはどうやって逢瀬を重ねているのか。訪ねたのは、都内にある不倫調査を行なう某調査会社。不倫だけでなく、人捜しなども請け負うという同社の代表が語る。

「以前は浮気調査といえば妻が夫を疑うケースがほとんどでしたが、ここ数年、旦那さんからの依頼が急増しています。今回は有名企業に勤める50代男性からの依頼で、5歳年下の専業主婦のA子さんを調査しました」

 探偵業もコロナによる生活様式の変化に影響を受けているという。

「いまは道行く誰もがマスクをしているので、本人確認が難しくなりました。大規模なマンションやオフィスビルからの“出待ち”の場合、確認が本当に大変です」(同前)

 調査対象者に最初に接触するまでは依頼主から渡された「顔写真」しか手がかりがないことが多い。そのため、顔の下半分を覆う「マスク」は人物特定の大きな障壁となるのだ。

「コロナが流行してからは、調査開始前に依頼主から詳細な服装の特徴や外出のタイミングを携帯で連絡してもらい、可能な限り自宅前で本人確認をしています。マスク越しとはいえプロですから耳の形や目鼻立ち、歩き方の癖を一度でも見れば、街中でもかなり判別がつきます」(同前)

妻の帰りが息子より遅い

 外出自粛ムードが続いたことで、不倫調査の依頼は業界全体で減少傾向にあるという。

「ステイホームが理由でしょうが、それでもコンスタントに依頼はあります。どんな状況下でも浮気を続ける人は続けるんです。最近は不倫相手が『職場関係』という調査が増えました。恐らく万が一コロナに感染したり、濃厚接触者の調査対象になっても、同じ職場ならボロを出さずに済むと考えているからでしょう。以前は出張先のレストランやホテルでの密会が多かったが、さすがに今はほとんどありません」(同前)

関連キーワード

関連記事

トピックス

クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン