激しいプレーを行う福田選手(写真/時事通信社)

「事態を知ったA選手のやりにくさは相当なものだったでしょう。彼はかなり思い悩んでいたものの、内容が繊細なうえに相手が先輩だったことで、なかなか告発に踏み切れなかったのだと思います。そのうち調子を落としてスタメンから外れ、さらには一時的に練習にも出ることができなくなり、限界が来てやっとチームに相談したようです。

 それから1週間ほどで福田選手の移籍が決まり、周囲では“電撃移籍はセクハラLINEが原因ではないか”と囁かれたのです」(前出・サッカー関係者)

 福田選手の移籍について、湘南と新潟双方に問い合わせたところ「契約内容に関してはお答えできない」という回答だった。そこで本誌・女性セブンは、当事者である福田選手を直撃した。

「Bさんに不適切なメッセージを送ったことは事実です。お互い既婚者ですし、悪いと思いながらも、Bさんから返信があったりして、ぼくもメッセージを続けてしまい……ただ、“パンツ欲しい”とは送っていませんし、不倫関係でもありません。妻にもつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ないと思っています。もう、Bさんとは連絡を取らないと約束しました」(福田選手)

 湘南からの移籍後、福田選手にとって試練の日々が続いているという。

「この件でぼくたち家族の人生は一度崩壊しました。それでも妻は向き合ってくれ、家族全員で新潟に引っ越して、もう一度やり直すことに決めたんです。この噂は選手の間でも広まっていて、ぼくはそういう目で見られています。こんな状況の自分を獲得してくれた新潟のためにも、自分はいいプレーを続けて、這い上がるしかないと思っています」(福田選手)

 福田選手が現在の背番号「17」を選んだのは「妻と娘の誕生日が17日なので」が理由だという。“レッドカード”から立ち直るプレーを見せられるか。

※女性セブン2020年11月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

木本慎之介さん
【メディア初インタビュー】西城秀樹さん長男・木本慎之介さんが明かす父の記憶「まったく飾らない人だった」
女性セブン
大関・貴景勝(左)と大関・霧島の「綱取り」を巡るムードに大きな違い(時事通信フォト)
大関・霧島「綱取りムード」の盛り上がりが貴景勝と大違い 勝ち星の数だけでなく“親方の立場の違い”も影響
週刊ポスト
いじめが発覚した山形県酒田市立第一中学校
《酒田・女子中学生自死の中学で再びいじめ》女子生徒に「4(死)んだら?」「友達の8割はお前のこと嫌っている」SNSに誹謗中傷で学校は“警察案件”と警告
NEWSポストセブン
騒動はどのような結末を迎えるのか(左から田中将大、安楽智大/時事通信フォト)
《楽天・安楽智大がパワハラで自由契約》田中将大にも波及するなか、スポーツ紙が削除していた「文言」
週刊ポスト
女児が転落したとされたジャングルジム
「息子の尿をコンドームに入れて隠し持ち、任意提出した」覚醒剤所持で有罪判決を受け、子供をネグレクト状態に置いていた母親の言い分
NEWSポストセブン
羽生結弦(時事通信フォト)
【羽生結弦「105日間の新婚生活」の真相】母親はお相手を“完無視”か、“追い出し部屋”と化していた愛の巣
女性セブン
懸命なリハビリが続く西川史子
【全文公開】西川史子、今年6月に脳出血再発で懸命なリハビリの日々 父が語る現在の状態
女性セブン
アン・シネ
日本ツアーにアン・シネが戻ってくる! QTはパンツスタイルも、来季は「膝上30センチのミニスカ」が復活濃厚
NEWSポストセブン
羽生結弦(写真は2022年)
【ミニスカ、恋愛歴も】羽生結弦にとって想定外?「元妻Aさんの過去情報」も離婚理由になったか 
NEWSポストセブン
三浦百恵さんの作品が専門誌表紙に 名実ともに日本のトップキルト作家となり教室では「三浦様」と“神格化”
三浦百恵さんの作品が専門誌表紙に 名実ともに日本のトップキルト作家となり教室では「三浦様」と“神格化”
女性セブン
記録ずくめのシーズンを送った大谷翔平(写真=AP/AFLO)
記録ずくめだった大谷翔平の2023年 打者専念の来季は「60本塁打」「三冠王」も夢ではない
週刊ポスト
羽生結弦
羽生結弦、離婚の真相 元妻にとって「想像とは異なる新婚生活」“アスリート妻”としての役割与えられなかったか
女性セブン