「事態を知ったA選手のやりにくさは相当なものだったでしょう。彼はかなり思い悩んでいたものの、内容が繊細なうえに相手が先輩だったことで、なかなか告発に踏み切れなかったのだと思います。そのうち調子を落としてスタメンから外れ、さらには一時的に練習にも出ることができなくなり、限界が来てやっとチームに相談したようです。
それから1週間ほどで福田選手の移籍が決まり、周囲では“電撃移籍はセクハラLINEが原因ではないか”と囁かれたのです」(前出・サッカー関係者)
福田選手の移籍について、湘南と新潟双方に問い合わせたところ「契約内容に関してはお答えできない」という回答だった。そこで本誌・女性セブンは、当事者である福田選手を直撃した。
「Bさんに不適切なメッセージを送ったことは事実です。お互い既婚者ですし、悪いと思いながらも、Bさんから返信があったりして、ぼくもメッセージを続けてしまい……ただ、“パンツ欲しい”とは送っていませんし、不倫関係でもありません。妻にもつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ないと思っています。もう、Bさんとは連絡を取らないと約束しました」(福田選手)
湘南からの移籍後、福田選手にとって試練の日々が続いているという。
「この件でぼくたち家族の人生は一度崩壊しました。それでも妻は向き合ってくれ、家族全員で新潟に引っ越して、もう一度やり直すことに決めたんです。この噂は選手の間でも広まっていて、ぼくはそういう目で見られています。こんな状況の自分を獲得してくれた新潟のためにも、自分はいいプレーを続けて、這い上がるしかないと思っています」(福田選手)
福田選手が現在の背番号「17」を選んだのは「妻と娘の誕生日が17日なので」が理由だという。“レッドカード”から立ち直るプレーを見せられるか。
※女性セブン2020年11月19日号