11月2日に離婚を発表したZeebraの妻・中林美和
そしていま、Zeebraさんと中林サンといえば、次女のリマさんが『新語・流行語大賞2020』のベスト30にも選ばれたグローバルガールズグループ「NiziU」のメンバーであることが最大の話題です。『スッキリ』(日本テレビ系)がオーディションに密着していたのでご存じのかたも多いでしょう。
プレデビュー曲『Make you happy』が世界に配信され、オリコン歴代最高ダウンロード数を記録。リマさんは父親譲りのラップを披露する見せ場と“話題性”も加わって、もっとも目立つメンバーと言っても過言ではないのです。
でも、そういえば、デビューまでの密着を振り返ると、Zeebraさんの“影”はほとんどなくて、ママの中林サンが全面に出ていたような。ご家族揃って、当時からいろいろ思うところがあったのかもしれませんね。
赤文字系雑誌全盛期に『CanCam』のカリスマモデルだった中林サン
話をご夫婦の離婚に戻すと、中林サンはZeebraさんと別居はしていたものの、不倫はご存じなくて、写真週刊誌の報道に大きなショックを受けたそうなのです。そして2度目の報道が決め手となり決心したのだそうです。次女のリマさん含め、2人の娘さんの親権は中林サンがもつそうです。しかし、これほどまで、年代によって登場人物への“思い入れ”が異なるスキャンダルも珍しいものです。
Zeebraさんといえば、実業家としてさまざまな伝説のある横井英樹さんのお孫さん。私はまさに「横井英樹」にピンとくる世代で、子供の頃は田園調布の横井邸の前を通って学校に通っていたし、詳細な説明は省きますが、TBSラジオのキャスタードライバー時代、「ホテルニュージャパン」の火災の取材にも行っています。さらに横井英樹さんのお墓は、私の父も眠る多磨霊園です。
そして、おぎやはぎサンのように、日本にラップを根付かせたZeebraさんが刺さる年代もいらっしゃるでしょうし、米倉涼子サン(45才)や長谷川京子サン(42才)らと共に『CanCam』のカリスマモデルだった中林サンに憧れた世代の女性も多いことでしょう。若くしてZeebraさんと結婚されて、同時に2児のママとなった中林サンは、ママモデルのカリスマとしても人気を博し、いまに至ります。
昨今、いわゆる赤文字系雑誌の休刊や部数減少が話題になっていますが、中林サンの現役時代は、まだまだパワーがあった時代。しかも、あの頃の女性誌の専属モデルさんって、皆さん、とってもパワフルです。結婚後も経済力があるせいか、離婚率もとても高い。ガマンを続けるよりは、スパッと決断した方がずっと健康的ですよね。自分が原因を作っているクセしてネチネチとSNSで語る男性よりも、応援したくなるのは私だけでしょうか。