「コロナ禍で自分がいかに歌が好きかを再確認できた」(宏美)

「コロナ禍で自分がいかに歌が好きかを再確認できた」(宏美)

良美:あれはまいったよね。

宏美:まいったのは私のほうだよ!(笑い)。

良美:今年はヒロリンがデビュー45周年で、私が40周年。その節目の年がコロナ禍に見舞われてしまって。

宏美:これだけ長い間、歌えないのは初めての経験でしたが、そのおかげで自分がいかに歌が好きかを再確認することができた。近所に住むヨシリンと会う機会も増えて、悪いことばかりではなかったと思いますね。

良美:私もそう。姉妹で過ごす時間が楽しかったし、歌への思いも強くなった。これからも一緒に頑張っていきたいですね。

【プロフィール】
岩崎宏美(いわさき・ひろみ)/1958年11月12日生まれ、東京都出身。『スター誕生!』合格を経て1975年『二重唱(デュエット)』でデビュー。以後『ロマンス』『思秋期』『聖母たちのララバイ』などヒットを連発し、ミュージカルでも活躍。2017年『美女と野獣』でディズニー映画の声優デビューを果たす。CD『LIVE BEST SELECTION 2012-2020 太陽が笑ってる』が12月2日発売。

岩崎良美(いわさき・よしみ)/1961年6月15日生まれ、東京都出身。1978年、女優として芸能活動を開始し、1980年『赤と黒』で歌手デビュー。以後『涼風』『タッチ』などをヒットさせる一方、ドラマやミュージカルでも活躍。アニメ『おさるのジョージ』(NHK Eテレ)では主題歌・ナレーションを担当。CD『Chanter chanter chanter』発売中。

◆撮影/二石友希、写真/近代映画社

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

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