振り返れば、日本シリーズに向けての調整試合の起用法も疑問でした。巨人はセ・リーグ優勝を決めてから、9試合中5試合でスタメン捕手に今季レギュラーを張ってきた大城ではなく、岸田行倫を起用した。日本シリーズで『DH・大城』『捕手・岸田』という手を打つための作戦かと思ったが、岸田のスタメンは1試合だけ。単に大城を休ませるためだったのか、よくわからない」
もちろん、少し選手を入れ替えたところで、ソフトバンクと巨人の差は埋まらなかっただろう。しかし、原監督の采配次第で、2年連続の4連敗は避けられたのではないか、という声があるのも事実。4戦のうちリードしたのも一瞬だけという惨敗は、ファンにとっても受け入れがたいものだったのではないか。