芸能

騒動に揺れる小林麻耶 その仕事ぶりはプロそのものだった

小林麻耶

降板騒動に揺れる小林麻耶

 小林麻耶(41才)が注目の的となっている。朝の情報番組を降板したかと思えば、その経緯をYouTubeでにこやかに語り、その様子が話題に……。彼女はいったいどこへ向かうのか、放送作家の山田美保子さんが分析します。

 * * *

『恋のから騒ぎ』出演からTBS女子アナ内定まで、ブレないキャラ

「小林麻耶チャン、大丈夫かな?」

 この10日余り、どれだけ多くのタレントさんから、このように聞かれたことでしょうか。その顔は、心配で心配でならない……というものばかりで、決して興味の対象としてはいないものだと見受けられました。さらに、「かける言葉が見つからない」と。「大丈夫?」でもなければ「頑張って」でもないというのです。

 かく言う私も今回、麻耶チャンについて書くか否か本当に悩みました。実は麻耶チャンにごく近い何人かのかたと「どうしたものか」とメールや電話でやりとりもしましたが、残念ながら答えには至りませんでした。そうした会話に私が加わっていたワケは、彼女が初めてテレビ出演した『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)で私が構成者のひとりに名を連ねていたからにほかなりません。

 最終オーディションの日のことは、いまでも鮮明に覚えています。明石家さんまサン(65才)も出席し、丸一日かけて100人ほどの“未来の恋からガールズ”と対面する日。麻耶チャンは一緒に受けていたと思われるお友達と隣り合わせで座っていました。

 麻耶チャンは、女性政治家が着るようなパステルカラーのスーツに身を包んでいたせいか、年齢よりもずっと老けて見えました。なのに「年よりも若く見られるのが悩み」と。さんまサンに「年相応に見えるで」と一蹴されると、大きな目をさらに大きく見開いて、「エ~~~!」と高音で叫び、同時に大げさにのけぞった麻耶チャンは「合格」でした。

 果たして年度が替わり8期生(2001年度)として出演することとなった麻耶チャンは、前列の最上手(向かって、いちばん右側)が定位置となり、ほぼ皆勤賞で出演してくれました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン