都内の別の屋内婚活イベントでは、かなり積極的にアプローチしてくる男性たちと出会った。

 カジュアルなワイシャツにジャケットを着た清潔感のある50代男性は「どんなお仕事ですか?」「お子さんは何歳くらい?」などの質問を矢継ぎ早に繰り出し、かなり結婚を意識している様子。

「実は妻を病気で亡くしてね……」。そう話す男性に、「悲しいこと聞いてごめんなさいね」と私が話すと、「いやいや! 今は前向きにこんなイベントにも参加しているから。子供もいないので、コロナで1人でステイホームしていると気が滅入っちゃって。月1回は参加してますね」(前出・50代男性)

 次に回ってきた別の50代男性は、隣に座るなり膝をくっつけてきて、「お子さんはいらっしゃるんですか?」といきなり直球の質問。「男の子がいるんです」と答えると、「お子さん男の子だといきなり再婚って難しいでしょうか? なんだこの男ってなりますかね?」と真剣な顔で聞かれた。

 このような真剣なアプローチが功を奏するケースもあるのか、この日はカップル成立した男女が早速腕を組み、かなり親しげな様子で会場から消えていった。

 ちなみに私が、冷たい雨が降りしきるなか会場を後にしようとすると、「どこかで雨宿りしませんか?」と妻を亡くしたと話していた50代男性から声を掛けられた。

「すみません、今日は時間がなくて……」と話すと、「よければこれ……」とクマのプーさんのクッキーを渡され、ラインを交換することになったのだった。

※週刊ポスト2020年12月25日号

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