だが、こうした状況を絶望視するのは早計だ。
長年、日本では「過剰医療」が問題視されており、特に慢性疾患における不適切な検査や多剤併用のリスクが指摘されてきた。病院が「安心を与える場」であるため過剰医療はなかなか是正されなかったが、コロナによる受診控えの増加は、「本当に必要な医療とは何か」を考える絶好の機会となる。
これまで当たり前だった「受診」や「検査」は欠かせないものなのか。コロナを奇貨とし、改めて医療のあり方について考えたい。
※週刊ポスト2021年1月1・8日号
だが、こうした状況を絶望視するのは早計だ。
長年、日本では「過剰医療」が問題視されており、特に慢性疾患における不適切な検査や多剤併用のリスクが指摘されてきた。病院が「安心を与える場」であるため過剰医療はなかなか是正されなかったが、コロナによる受診控えの増加は、「本当に必要な医療とは何か」を考える絶好の機会となる。
これまで当たり前だった「受診」や「検査」は欠かせないものなのか。コロナを奇貨とし、改めて医療のあり方について考えたい。
※週刊ポスト2021年1月1・8日号