ビジネス

2020年重大ニュース10【ビジネス】ゴーン氏会見を現地から速報

会見40分ほど前には約120席の椅子が満席に

会見40分ほど前には約120席の椅子が満席に

 2020年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2020年の「重大ニュース」を厳選した(姉妹サイト『マネーポストWEB』の記事を含む)。ここでは【ビジネス】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)

ビジネス編1~3位

【1位】

■ゴーン氏会見場内から現場報告 限られた日本メディア参加へ(1月)

会見に入れなかったメディア関係者も大勢集まった

会見に入れなかったメディア関係者も大勢集まった

「これはビックリしましたね~! でも、これも今年のことなんですよ! このタイトルの鍵は『限られた日本メディア』です。新聞社は朝日新聞、テレビ局は『ワールドビジネスサテライト』のテレビ東京。ここまでは、まぁ分かります。しかし、出版社が小学館ということで、ネット上では多くの人が困惑のコメントを寄せていました。日本の出版社の代表として会見場内に入った小学館は独自取材を敢行し、NEWSポストセブンからリアルタイムで配信し続けました」

【2位】

■コンビニのおにぎり「小さくなった」疑惑は本当だった!?(マネーポストWEB・10月)

コンビニの「おにぎり小型化」疑惑の真相は?

コンビニの「おにぎり小型化」疑惑の真相は?

「世の中の人が疑問に感じていることはキチンと検証をし、当事者に問い合わせることによって真実となります。一見おちゃらけた記事に見えるかもしれませんが、キチンとした検証記事であります。また、企業による『ネットユーザーが納得しない苦しい言い訳』をせざるを得ない事情も、なんとなく伝わってきました」

【3位】

■「私たちの勝ちですよ」休業を選んだパチンコ店幹部は言った(5月)

緊急事態宣言が解除された地方ではさっそくパチンコ店が営業再開(時事通信フォト)

緊急事態宣言が解除された地方ではさっそくパチンコ店が営業再開(時事通信フォト)

「実はこれについて、私は“痛快”と思いました。社会全体(というかテレビ世論)が、『パチンコ=クラスター発生装置論』を言い出した後に、『別にパチンコ店に来てる客って喋らないだろ?』と思い、テレビがいかにしてパチンコを悪者にし続けるかを注視していました。そんな矢先のこの記事。結局、現段階でパチンコ店でのクラスターは発生しておらず、散々パチンコ店を悪者として報道し続けたテレビの謝罪もないようです」

以下、4~10位

【4位】■ネスレ「ミロ」売り切れ続出の背景 “大人の女性”が目をつけたワケ(マネーポストWEB・11月)

【5位】■冬のボーナス各企業の悲痛 ANA乗務員「まさかバイトするなんて…」(マネーポストWEB・10月)

【6位】■口コミサイト「最低評価」の宿 オーナー&女将たちの主張は(マネーポストWEB・7月)

【7位】■飲食店関係者がコロナ禍で気づいた「無駄だった慣習」の数々(マネーポストWEB・6月)

【8位】■ビジネスホテルのテレワーク向けプラン「コロナ不倫」だらけ(4月)

【9位】■出社せぬまま初任給… コロナ禍の新入社員たちの不安とモヤモヤ(マネーポストWEB・5月)

【10位】■接客で飲酒漬けのホストが肝硬変一歩手前に 労災適用されるか(マネーポストWEB・2月)

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン