IoT美しい日本のだんらん
(東京都江戸川区江戸川6-40-27)
「タクティールケア」は、約10分間背中や手足を柔らかく包み込むように触れることで、心の落ち着きや触覚への刺激を与える。三浦眞澄会長など数人のスタッフが発祥地であるスウェーデンを訪れ、技能を習得してきた。
看板犬のさくらちゃんは15歳(人間の年齢だと80歳以上!)の女の子で、セラピー犬として活躍。ゲスト(入居者)にかわいがられている。
認知機能のトレーニングとして、「公文式」を取り入れている。素早い計算や5~10分間の文章音読により、脳の活性化が期待できる。
鶴の苑
(東京都町田市南町田5-3-28)
施設で製作している「私の旅路」ファイルについて山崎明久統括リーダーは、「記憶の共有がケアの方向性を見つけるのに役立つ」と言う。本人の要望を聞き取ることで、起こりがちな家族の要望との不一致を防ぐ。
認知症を患うと髪型や身だしなみを疎かにしてしまう傾向があるが、施設内の美容室でいつもきれいに散髪してもらえる。
よくバスを使って外出していたという入居者のために、敷地内にバス停を設置。入居以前の生活との変化が少なくなるように心がけている。