ライフ

日本人の腸内ビフィズス菌は中国人の20倍 免疫との関係は?

医師も毎日食べているという3つの「スーパーフード」とは?

今フランスで注目されている“スーパーフード”は納豆

 冬本番を迎え、国内の新型コロナウイルス感染者数は増加の一途を辿っている。国内各地の医療機関から「医療崩壊」の悲鳴が上がる危機的状況に陥っているのも事実だ。それは、同じく冬を迎えた欧州も同じで、日本以上に脅威にさらされている。イギリスからは「ワクチン接種開始」の報も届いているが、高齢者や基礎疾患があるなどの優先順位の高い人にしかその機会がなく、誰もが気軽に免疫を得られる状況とはなっていない。

 フランスも深刻な感染拡大によりロックダウンを実行。それが功を奏し11月7日に1日の感染者数が8万6000人を超えたのを頂点に小康状態となりつつあるが、まだまだ油断ならない状況が続く。政府当局は「20時以降、外出禁止」の厳戒態勢をゆるめず、“世界一のカウントダウン”として名高いフランスのパリ・凱旋門の年越しイベントも中止せざるを得ない。

 そんな状況下において、パリジェンヌたちがブロンドの髪をかきあげながら、独特のにおいに表情をゆがめながらも口に運ぼうとする「日本食」がある。フランス在住のジャーナリスト・ヴェイサードゆうこさんが言う。

「いまフランスでリスペクトを集める“スーパーフード”とは、納豆のことです。フランスのテレビ番組では罰ゲームに使われるくらい、納豆のにおいとネバネバの見た目がどうしても受け入れられないという人が多かったのですが、それでもトライしてみようという人が出てきています。

 世界を見渡したとき、日本におけるコロナの感染者数や死者数は、蔓延を抑え込んでいるという評価です。それで、日本人の日常的な食習慣を参考にして感染を免れたいと考える人が増えているのです」

 寒さが日に日に増し乾燥が続くこれからの季節は、ウイルスが伝播するのに好都合だといわれる。ところが、ワクチンも行き渡らず、特効薬もない状況だ。そうなると新型コロナに対応できるのは「自分自身で行う健康管理」しかないということになる。納豆に注目するフランス人の例を挙げるまでもなく「食事が重要」と考える人が多くなるのも、至極当然の話だろう。

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン