肉を選ぶときも同様の配慮が必要になる。米ボストン在住の内科医・大西睦子さんはこう説明する。
「アメリカでは『ホルモンフリー』と明示されている肉を選んで買う消費者も増えています。日本なら国産牛を選べば、肥育ホルモン使用牛を避けられます」(大西さん)
やはり自分で見極めた食材を買い、自ら調理することで怪しい食材を遠ざけられる。食品ジャーナリストの郡司和夫さんはこう言う。
「スーパーも、ホームページやチラシに食品添加物に関する取り組みを掲載しているところは安全意識が高い可能性が高く、信用できる。積極的に情報を集めてほしい」(郡司さん)
リアルでもネットでも、今日の買い物から、「食品表示」を確認してからかごに入れるよう心がけたい。
※女性セブン2021年1月21日号