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安倍前首相が母・洋子さんと散歩 妻・昭恵さんはなぜいない?

自身が経営する居酒屋「UZU」には姿を見せる昭恵夫人(撮影は昨年12月)

自身が経営する居酒屋「UZU」には姿を見せる昭恵夫人(撮影は昨年12月)

 緊急事態宣言が発令された3日後の1月10日。冬晴れのなか、昼下がりの代々木公園を、杖をつきながら歩く品のいい老婦人と、それを支える中年男性がいた。安倍晋三・前首相(66)と母・洋子さん(92)である。

 犬の散歩中に遭遇した近所に住む女性が語る。

「私はミニチュアダックスフントとシーズーを連れていましたが、女性が先に犬に気づいて『あっ!』と声を上げ、男性も犬に見入っていて、そこでようやく『安倍さんだ!』と分かりました」

 洋子さんと二世帯住居で暮らす安倍家ではミニチュアダックスフントを飼っている。昨年、安倍氏がこの愛犬を部屋で抱える「うちで踊ろう」動画が炎上したが、この愛犬、老犬のため散歩に行くことができない、と安倍氏がインタビューで明かしている。

 ここで気になるのが昭恵夫人の不在だ。安倍氏と一緒の目撃談は少ない昭恵夫人だが、自身が経営する居酒屋「UZU」には姿を見せる。昨年12月にも2夜連続で通う様子を本誌・週刊ポストはキャッチした。

「UZUは現在も20時閉店と時間短縮しつつ、営業しています。休業する予定はないようです」(昭恵夫人の知人)

 一方で安倍家には今、安倍氏の後継者問題が浮上している。

「昨年、安倍氏の実弟の岸信夫・防衛相の長男・信千世氏が父の大臣秘書官となった。信夫氏の地盤・山口2区の後継者に指名した形だとみられますが、安倍氏の地盤・山口4区の後継者問題は宙に浮いている。洋子さんは気をもんでいるが、昭恵さんは我関せずだそうです」(全国紙政治部記者)

 代々木公園は桜の名所。安倍家が揃った「桜を見る会」は開かれるのか。

※週刊ポスト2021年1月29日号

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