密を避けるという建て前を使って、出会ってすぐに「濃厚接触」しようとするとは、これいかに。
しかし、彼らの狙いは同じ若者だけではない。マッチングアプリの隆盛で、不倫も激増しているというのだ。
「現在、不倫の上下幅は20~50代と広がっています。人恋しさでつい気持ちが盛り上がり、結果的に不倫に巻き込まれる人が増えています」(トイアンナさん)
当然ながら、性に奔放な人ほど、コロナ感染リスクは高まる。特に不倫の場合は相手に家族があり、その家族と接触する人のことまで考えると、リスクは何倍にも膨れ上がるだろう。
ラブホテルはというと、コロナ禍で都市部では東京・新宿だけでも十数軒が廃業に追い込まれているが、一方の郊外では、昨年の緊急事態宣言発出時はデートスポットを求める男女が朝から押しかけ、連日満室になるほど盛況なところも少なくないという。ステイホームのかたわら、住宅地からそう遠くはない場所では、人目を忍んで“密”しているのだ。
※女性セブン2021年2月18・25日号