●大槌漁港
震災によりわかめ、こんぶなどの養殖施設が全流出。しかし、昨年6月、大槌町は県内初の民間主導による試験養殖したギンザケを初出荷するなど新たな試みを行っている。
●音部漁港
宮古市重茂地区を襲った津波は、場所によっては国内最大とされる40.5mにまで達した。重茂漁業協同組合組合長の山崎義広さんは「2年ほど仮設住宅にいたときも、海に出る生活を続けていました。海で被害に遭いましたが、それでも海に行くと気持ち的に明るくなる。海に助けられましたね」と振り返る。
●広田漁港
岩手県最南端・陸前高田市にある港。広田湾漁業協同組合の漁船約1400隻のうち、震災後に確認できたのは約40隻のみだった。
※女性セブン2021年3月25日号