一晩で100人以上の男性から「いいね!」を獲得した女性も
【リアルケース4】アプリ上でモテるための“黄金ルール”を駆使!
実は私、これまで男性と交際したことがないんです。かといって、33年間働いてきた職場に未婚男性はおらず、出会いはナシ。コロナ禍でリモートワークとなり、時間に余裕ができて改めて恋人がほしいと思うようになり、マッチングアプリ「Omiai」に登録。でも、恋愛経験がないのでアピールの仕方がわかりません。そこで、マッチングアプリの指南本を買い、その通り実践することに。
プロフィール写真は、眼鏡、白髪、すっぴん、黒系の服はNGとあったので、コンタクトレンズにして、白髪頭を明るい茶髪に染め、メイク動画で化粧やヘアアレンジを研究。さらに、女性アナウンサーのファッションを研究して取り入れることに。そうして“作り込んで”撮影した写真をアップし、趣味は「料理」と記入。あと「お酒が好き」アピールも。
これらすべて、男性受けがいい黄金ルールなのだそう。半信半疑だったのですが、本当にモテました。なんと、一晩で100人以上の男性から「いいね!」がきたんです。
その中から、年収、顔、趣味、喫煙の有無、結婚に対する真剣度などから選びに選び抜いたのは、大手建築会社に勤務する47才男性。マッチングアプリの出会いだからこそ、疑問点は早めにクリアしなければと思い、最初のデートのときに、これまで結婚しなかった理由や仕事内容、勤務形態、ご両親のことなど、結婚することを前提として、突っ込んだ話を聞きました。
彼は海外勤務が続き、結婚のタイミングがなかったこと、コロナで一時帰国し、その間に相手を探していたこと、ご両親はお姉さまと暮らしていることなど、いろいろとわかりましたし、私も聞かれたことには正直に答えました。
それで意気投合し、3回目のデートで一緒にアプリを削除。ですから、マッチングアプリを登録していた期間は1か月にも満たなかったですね。そして今年の2月に入籍しました。コロナ禍が落ち着いたら、彼の赴任地で海外生活になるかもしれません。人生って、何が起こるかわかりませんね。(51才・会社員)
取材・文/前川亜紀 イラスト/ユキミ
※女性セブン2021年4月8日号