【リアルケース3】プロフィールの裏を読み取る目を養おう
離婚して20年、誰とも交際をせず、気づけばオーバー50。いまさら、私なんかとつきあってくれる男性もいないでしょうとあきらめていたら、同じ年のシングルマザー友達が一回り年下の男性と再婚! 出会いがマッチングアプリ「ペアーズ」だというので、教えてもらいながら登録することに。「年収は要チェックよ」と言われたのですが、“条件のいい人が私なんかを相手にするわけはない”という劣等感が邪魔をして、なかなかどなたとも関係が進みませんでした。
それでも唯一、年収2000万円の会社経営者(48才)とデートをしてもらえることに。彼の行きつけだというホテルのバーに連れて行ってもらい、いい雰囲気に。すると彼が、「酔ったから送れそうにないよ。泊まっていかない?」と。
この機会を逃したら二度と好条件の男性と出会えないんじゃないかという気持ちもありましたが、一方で、初対面で泊まりはどうなのかと迷いました。それで念のため、「彼女はいないの?」と聞いたら「いないよ」と……。プロフィールにも「未婚(離婚)」とあったし、それならば冒険してみるかという気になったんです。
ところが、彼がシャワーを浴びている最中スマホが鳴り、ふと画面を見ると、なんとそこには妻子の写真が!!
「結婚しているの?」
と聞くと、
「してるよ」
「彼女いないって言ったじゃない!」
「彼女はいないよ。妻はいるけど。だから彼女になってよ」
ですって……。マッチングアプリのプロフィールは嘘も多いことを実感。そして、年齢などを理由に遠慮していると、甘く見られるんですね。
これであきらめるのも悔しいと逆に火がつき、いまは年収や容姿より、趣味が合うか、メッセージの文面が好意的かなど、プロフィールの裏を深読みして相手を選ぶことに。いまは3人の男性と連絡を取っています。今度こそ、焦らず安売りせず、大切にしてもらえるようがんばります!(52才・会社員)