まだあるキッチンをすっきり見せるマル秘テク
【1】誰にでも中身がわかるよう、ラベルを貼っておく
吊り戸棚の中の整頓に便利な持ち手付きケースだが、中に何が入っているか、家族全員がわからないと意味がない。
「家族が使った後“元の場所に戻さない”のがちらかる原因になります。ですから、誰が使っても元の場所に戻せる工夫が必要です。そのため、ケースには中身がわかるラベルを貼っておくのがおすすめです」
探す手間が省ければ家事の時短にもなって一石二鳥だ。
【2】表面のパッケージをはずすとおしゃれに見える
「市販の液体洗剤やハンドソープなどは、カラフルで派手なデザインのものが多いので、室内で悪目立ちします。キッチン全体をスッキリ見せたいなら、全体の色味を統一した方がいいので、パッケージやラベルははずし、白などのシンプルな色に統一するといいでしょう」
市販の容器に移しかえて使うという手もありだ。
【3】扉の内側も有効活用して収納スペースに
シンクやコンロの下が開き戸タイプの収納の場合、扉の内側も収納スペースになる。「百円均一ショップなどで売っているラップやキッチンペーパー用ホルダーをつけたり、フックを取り付けてキッチンツールを吊り下げる。
あるいは、ワイヤーネットを取り付けて、オーブンミトンなどを掛ける方法もおすすめですよ」。ただし、扉が閉まるよう、シンク下の中身はなるべく奥にしまおう。
【プロフィール】
中山真由美さん/整理収納アドバイザー。一般家庭と企業の整理収納コンサルティングを行う「Ritta Stanza」主宰。『10分でスッキリ! 捨てない片づけ』(主婦と生活社)など著書多数。
取材・文/土田由佳 撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年5月6・13日号