スポーツ

「井口2世」の呼び声高い青学大野球部ルーキー・佐々木泰 自身が憧れるプロ選手は?

青山学院大学・相模原キャンパスでインタビューに答える佐々木泰選手

青山学院大学・相模原キャンパスでインタビューに答える佐々木泰選手

 野球ファンなら誰もがそのレベルの高さを認める東都大学リーグで、デビュー早々ホームランを量産し、1年生とは思えない活躍を見せる青山学院大のルーキー佐々木泰内野手。大学野球の本塁打記録の更新に期待が高まるとともに、早くも4年後のドラフトの超目玉としてプロから注目を集め始めている。野球界の次代のスター候補生が、自らの未来像を本音で語った。

 * * *
 大物ルーキー、阪神タイガース・佐藤輝明の期待通りの活躍に湧く今年のプロ野球。大学野球にも、野球界の未来を担うスター候補生が現れた。

 打つだけでなく、守備ではサードを守り強肩、俊足。そのうえ爽やかなイケメンと、三拍子も四拍子も兼ね備えた姿は、同じ青学大出身でかつて神宮を湧かせた井口資仁(現・千葉ロッテ監督)とイメージが重なり、スポーツ紙はすでに「井口2世」のフレーズを使い始めている。

 県立岐阜商業時代から、高校通算41本塁打を記録しプロのスカウトに注目されていたが、あえて大学進学という進路を選んだ。そうなれば、これだけの選手だけに、数多くの大学から誘いがあったはず。

 ブランドでいえば東京六大学だ。長嶋茂雄、田淵幸一、高橋由伸と、それぞれの時代のスター選手を輩出し、今も毎年、甲子園で活躍した有力選手が続々と入学している。

 だが、佐々木が選んだ青学大が所属するのは、同じ神宮球場を拠点にするとはいえ、「戦国」と呼ばれ、毎シーズン激しい順位争いが繰り広げられる東都大学リーグ。

 なぜ“華の六大学”ではなく“戦国東都”、そして“青山学院”だったのか?

 佐々木は「施設の面でも充実していて、野球をする環境が整っているから」とその理由を口にする。もちろんそれも本心だが、それ以上に、人の“縁”により導かれた道筋があった。

関連記事

トピックス

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
スカイツリーが見える猿江恩賜公園は1932年開園。花見の名所として知られ、犬の散歩やウォーキングに訪れる周辺住民も多い(写真提供/イメージマート)
《中国の一部では夏の味覚の高級食材》夜の公園で遭遇したセミの幼虫を大量採取する人たち 条例違反だと伝えると「日本語わからない」「ここは公園、みんなの物」
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
『国宝』に出演する横浜流星(左)と吉沢亮
大ヒット映画『国宝』、劇中の濃密な描写は実在する? 隠し子、名跡継承、借金…もっと面白く楽しむための歌舞伎“元ネタ”事件簿
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン