ライフ

ドリームジャンボ宝くじ 「高額当せん」「高確率当せん」のどっちを狙うべきか

現在発売中のドリームジャンボ宝くじ。最高当せん金は5億円。

現在発売中のドリームジャンボ宝くじ。最高当せん金は5億円。

 東京や大阪など9都道府県に発令中の緊急事態宣言。昨年と同様に自粛を強いられたゴールデンウイークも過ぎ去り、「正直、もううんざり」という人も多いだろう。そんな中、一時の気晴らしになるのが、夢が膨らむ宝くじだ。現在、ドリームジャンボ宝くじが発売されているが、今回はなにを狙うべきか──。ニッセイ基礎研究所主席研究員の篠原拓也氏が考察する。

 * * *
 新型コロナのワクチン接種が始まっているが、変異株の拡大もあり、コロナ禍の収束は見通せない。緊急事態宣言の再々発令で、さまざまなイベントが中止や無観客に追い込まれている。その分、例年より注目度が高まっているのが、宝くじだ。

 6月4日まで発売されているドリームジャンボ宝くじは、最高当せん金が1等前後賞あわせて5億円と高額だ。当せん金などの一部で、昨年から変更されている部分もある。その変更点や、昨年の年末ジャンボ宝くじとの違いなどをみながら、今年はなにを狙うべきか、考えてみよう。

1000万円以上の当せん本数が年末ジャンボの1.7倍

 ドリームジャンボ宝くじには、年末ジャンボ宝くじと同様、「ジャンボ」と「ジャンボミニ」の2つがある。「1等前後賞あわせて5億円」のうたい文句で販売されるのは、ドリームジャンボだ。これに対して、ドリームジャンボミニの当せん金の最高額は、1等前後賞あわせて5000万円となっている。

 じつは、ドリームジャンボは、当せん金や当せん数などが昨年とまったく同じ内容で発売されており、高額当せんの本数が多い。

 特に注目すべきなのは、1000万枚あたり、当せん金1000万円以上の本数が、年末ジャンボの1.7倍もある点だ。1等前後賞の当せん金合計は、年末ジャンボ(10億円)の半分だが、その代わり、当せん本数は2倍となっている。また、当せん金1000万円の2等の当せん本数も、年末ジャンボの1.5倍と多くなっている。

 この宝くじは、1枚300円のくじで1000万円以上の賞金、といった高額当せんの夢を見るにはうってつけだ。ドリームジャンボは、「ものすごい高額の賞金があたるかもしれない」という一攫千金のワクワク感を味わうためのくじといえそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎ストーカー殺人事件》「テーブルに10万円置いていきます」白井秀征容疑者を育んだ“いびつな親子関係”と目撃された“異様な執着心”「バイト先の男性客にもヤキモチ」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《田中圭との不倫疑惑》永野芽郁のCMが「JCB」公式サイトから姿を消した! スポンサーが懸念する“信頼性への影響”
NEWSポストセブン
騒然とする改札付近と逮捕された戸田佳孝容疑者(時事通信)
《凄惨な現場写真》「電車ドア前から階段まで血溜まりが…」「ホームには中華包丁」東大前切り付け事件の“緊迫の現場”を目撃者が証言
NEWSポストセブン
2013年の教皇選挙のために礼拝堂に集まった枢機卿(Getty Images)
「下馬評の高い枢機卿ほど選ばれない」教皇選挙“コンクラーベ”過去には人気者の足をすくうスキャンダルが続々、進歩派・リベラル派と保守派の対立図式も
週刊ポスト
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《スクショがない…》田中圭と永野芽郁、不倫の“決定的証拠”となるはずのLINE画像が公開されない理由
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
食物繊維を生かし、健全な腸内環境を保つためには、“とある菌”の存在が必要不可欠であることが明らかになった──
アボカド、ゴボウ、キウイと「◯◯」 “腸活博士”に話を聞いた記者がどっさり買い込んだ理由は…?《食物繊維摂取基準が上がった深いワケ》
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン